今回は独立行政法人中小企業基盤整備機構の「経営計画つくるくん」のご紹介です。
経営計画を専門家に頼んで作成するとなると、なんやかんやで何百万円とお金がかかったりするものですが、そもそもそれだけのコストをかけて経営計画をを作成しても
・過去の決算書の数値から推移だけで作成しているもの
・経営者の思いや理想が一切反映されていないもの
・経営者が独断で決定してしまい従業員に浸透しないもの
・作った時点で満足して計画の実現の管理が行われていないもの
とさまざまな失敗事例があります。
では、どうすれば経営計画を上手に作成できるのか。
まずは経営計画って何ができるのって話を理解する必要があります。
経営計画とは、会社を取り巻く内外の環境、またその中で経営者がどのような意思をもって事業をどうしたいのか、会社をどうしていきたいのかを考慮して作成されるもので、常に見直しを行いながら会社がどの方向に進んでいくのが正しいのかを確認し、進路を決めた際には会社の従業員さんと一丸になって進む方向を示すものです。
ということは、会社の経営計画は一度作成すれば終わりのものではなく、何度も何度も作成し、その都度その結果を検証することが必要となります。
では、専門家に頼んで経営計画を作成するのが正しいのでしょうか。
会社の外的な環境を正しく理解できていて、内部の環境も理解し、その結果がどのような数値になって表れているのかを正しく判断できている方については専門家に頼んで経営計画を作成してもらうという形でもよいのかもしれませんが、基本的には経営計画とは経営者と従業員が一丸となって作成することでその価値を持たせることが出来るものです。
なので、最初の作成時点では何度も使えない経営計画を作成することも含めて経営計画の作成と言えるのではないでしょうか。
ということで、本題ですが、最初の時点から時間をかけてお金をかけて経営計画を作成するのではなく、まずは経営計画というものを作ってみようの感覚で経営計画を作成してはいかがかなという提言の際に有用なサービスが
「経営計画つくるくん」(独立行政法人中小企業基盤整備機構)
です。
想定の所要時間としては30分で、経営計画の基礎となる知識の学習もでき、アプリケーション上では選択方式で作成した経営計画をエクセル形式で出力が可能なので、さらに自社の独自の形にアレンジメントしたものが作成できるので一度お試し頂ければと思います。
※こちらのブログでアプリを紹介しても当方に一切の収入等はございません(笑)
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